フィンランドの中部、オウル大学大学院でフィンランドのアントレプレナーシップ教育を研究する筆者が、教育ICT先進国とされるフィンランドの教育動向を現地の生の声をもとにレポートします。今回は、コロナ禍で注目され始めた「ICTを活用した試験」について。すでに2019年に高校卒業認定試験(Matriculation Examination)の全科目のデジタル化を完了したフィンランド。その教育現場で聞いた生の声。
記事内では実施内容と実施後の教師と生徒の感想が伝えられています。
(Yahooニュースより抜粋)
ICTを活用した試験のメリット・デメリットとは? ーデメリットには笑えます。
パソコンで完結した今話題のICT教育。
やればメリット、デメリットはあるもので、実際に取り組んだフィンランドでの感想は?
(教師側)
【メリット】
業務時間の短縮につながる
日本でもフィンランドでも、テストの採点時間は教員の悩みの種。ですが、ICTを活用した試験に変えたことで、テストの採点時間が格段に短くなったそうです。生徒が記入した回答をシステムに放り込むことで、勝手にシステムが採点してくれるのです。また教材準備、試験制作にかける時間も短縮されたとのこと。オンライン上にある素材を教材として引用し、そのまま使えるので、プリントを作成したり、コピーする手間が省けたと言います。 教材や試験の幅が広がる
また、紙の試験では使えなかった、画像、動画や音声が試験の素材として、使えるようになりました。ネット上のさまざまなアプリも使うことができます。例えばスプレッドシートのデータを使い、統計ツールで分析するような問題も出せます。画像や動画、アプリの使用で、「より多様で実用的なスキルも身につけることができるようになったと感じている」と話してくれました。
→このメリットは現職の先生方の負担を大きく軽減させますから良い以外何物でもないです。
【デメリット】
システムトラブルの発生する可能性
事前に入念にいくら機器や環境を準備していても、試験当日の不具合はつきものです。例えば、USBを差し込んでも予定の動作が起こらない。生徒が持ってきたラップトップが上手く起動しないなど。教員は、システムの専門家ではないため、トラブルが発生した時のストレスは大きいようです。そのため、予備のラップトップを準備し、事前にトラブル対処法を綿密にすり合わせておくなど、今までにはない作業が発生しているとのこと。毎回本試験の時期には、教員、特に校長がストレスを抱えています。
→これには笑いました。
何かやれば、トラブルは付きものですから、気を重くされずに取り組まれたらと思います。またこの場合は、この場合でマニュアルを作っておけば良いでしょう。
(生徒側)
【メリット】
試験時の記述がラクに
記述式の問題が大半のフィンランド。そのため、手書きでの回答入力は非常に手がつかれます。また回答を途中で変えようと考えた場合も、消しゴムで消して、また書き直したりと時間がかかります。この点、ノートパソコンを使用することで文章のコピーができ、文章の配置も簡単に修正できるようになったため、記述が楽になったと言います。
→ボクもそうであったらと願っていた派なのでこの生徒たちの気持ちはよく分かります。特に清書じゃないとダメな提出モノは本当に嫌で仕方なかったので、この生徒たちの気持ちはよくわかります。
【デメリット】
特に感じていない
生徒的には、試験がデジタルに切り替わったデメリットはそれほど感じていないようです。テストがデジタル化する以前から既にパソコンを使った授業が展開されていたので、操作方法に関しても戸惑いはなかったとのこと。比較的スムーズに試験の切り替えが進んでいたようです。
→爆笑^ ^
笑い以外なし。
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さて雨の続いた火曜日のマナビバ。
こんな天気ですが、今日も生徒1人ひとりそれぞれの科目に頑張っておりました。
・国語の壁を越えて、落ち着いて解けるようになってきている生徒あり。
→書かれている文章内容に対して、細かく分析そして選択肢も細かく分析して回答出来るようになってきています。
忍耐が必要とするところで落ち着いて回答出来ています!
・回答スピードの壁をも突破した生徒あり。
→得点率と共に速さに対しても勢いよく回答出来てきています。この調子で進化し続けましょう!
【塾長今日のひと言】
あと数日で7月が終わり。
コロナうんぬんありますが、やるべきことはちゃんとやってこの夏を乗り切りましょう!
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