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執筆者の写真マナビバ福岡

No.812


お芝居を観に、東京へ。

今日は幻冬舎PRESENTS 扉座『無謀漫遊記』を観に東京へと行ってきました。

2時間少し休憩なしのお芝居。

心の奥底から感動し、数時間経っても、その感動の震えが止まらない。そして劇が終えたことへの虚しさが残り、まだあの場にいて、お芝居を観続けたい。

そんな最高のお芝居でした。

出演者皆様の名演技からの笑いそして涙。

最初から最後まで速射砲のように炸裂するセリフに、心の奥底から声高に叫び続ける魂の叫び。

扉座の皆様の命をかけたお芝居を直で拝見出来て本当に良かったです!

また来年もあれば是非伺いたいですし、1度だけではなく、2度拝見し、1度目にないモノを深く味わいたいと強く思っております。

これは幻冬舎社長 見城徹さんのこのお芝居に対する言葉です。

人はその土地に生まれ、その土地の自然に嬲られ、時間に犯され、季節に染まって、自分の物語を生きて行く。土地=自然=時間=季節=物語=差別、なのです。つまり希望も絶望も、歓喜や苦悩、葛藤も、涙と笑いと感動も、差別という物語から発生する。差別こそは避けようのない人の物語の根源なのです。

今日は横内謙介[無謀漫遊紀]の千秋楽です。

差別された川岸の哀しい村に権力の象徴である水戸黄門(実は偽物)がやって来る。そこから始まる物語です。

人が宿命的に時間、土地、自然、から逃れられない限り、全ての人は[物語=差別]のキャリアなのです。

人を貶める[差別=物語]こそが愛おしい、人間の人生を光り輝かせる根源なのです。この絶対矛盾を人は生きて死ぬのです。

文学そして芝居の奥深い根底にあるモノを深く味わったこの世あらざる2時間でした。

この奥深いモノを素直にそして真摯に演じきることが役者の定めというのも。

ここに「自分は~~でいたい」という“我”はいらない。あればある分だけその人は輝けない。

帰りの飛行機内でもこの奥深さを悶々と思考しておりました。

(今週のサポートしている後ろでも何か悶々と考えていたらこれですのでお許しを笑)

またお芝居までの時間は、久しぶりに母校に行って、大好きなところでアタマ仕事をしたり(学生の頃はここで経済学系の本を読むのが好きでした)

久しぶりのツーショットなどを楽しんでいました。

気になる場所にも行けて、大収穫な東京日和でした。

《塾長今日のひとこと》

東京独特の緊張感。これを絶えず味わないと行けないと思った一日でもありました。

『行きたい大学・学部合格への』

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