<将来の職業について考えさせるキャリア教育は専門のカウンセラーが担当するのが世界では一般的だが、日本はその標準からまったく外れた特殊な事例>
日本ではキャリアカウンセラーの仕事を学校の教員が担っているが、諸外国ではキャリアガイダンスを行う専門のカウンセラーがいるようだ。OECD(経済協力開発機構)の学習到達度調査「PISA 2018」の結果報告書第2巻に、キャリアカウンセラーが雇われている、ないしは定期的に訪れる学校に通っている15歳生徒の率が出ている。欧米主要国の数値をみると、アメリカは82.3%、イギリスは80.3%、ドイツは81.9%、フランスは56.1%、スウェーデンは98.4%だ。では日本はどうか。<表1>は、調査対象の79カ国・地域を高い順に並べたものだ。

日本は4.4%で、79カ国・地域の中で最も低い。キャリアカウンセラーがいる学校に通っている生徒は22人に1人しかいない。日本の調査対象は15歳の高校1年生なので、高校の実情と見ていいだろう。
日本では「キャリアカウンセラー」という言葉は聞き慣れないが、諸外国ではこうしたスタッフが学校に常駐し、専門的な知見からガイダンスをするのが普通のようだ。逆に外国からはこう問われるだろう。「経済先進国の日本では、生徒のキャリアガイダンスを誰がしているのか?」と
(Newsweekより抜粋)

約半分の仕事がなくなるので、外部の専門家に任せるべきです。
オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授とカール・ベネディクト・フレイ博士によると、今後10年~20年の間に、米国の総雇用者総数のうち約47%の人の仕事がコンピュータにとって代わられる可能性が高いと予測されています。
約半分の仕事がなくなるのに、学校以外の社会環境に身を潜めていない学校の先生が出来るアドバイスには限界があります。
イラストレーターになりたい。
翻訳家になりたい。
弁護士になりたい。
などなど
いろんな夢を生徒が持つかもしれませんが、それらの仕事がAIによってなくなる可能性があります。
翻訳の世界では、現地の言語が全く分からなくても、リアルタイムで翻訳されたモノを通して意思疎通がスムーズに出来るくらいまでなってきています。
(仮に仕事があったとしても、マーケティング的にAIでは難しい良い位置にいる場合のみです。)
コロナ関連で教育現場が忙しくなっている今、学校の先生では無理だと思えるものはこの際、外部に委託すべきです。
そして
何を仕事にするのかより、どう生きるかを考えること。
どう生きるかに対して、どう自分の位置をマーケティングしていくか?
これらが大事になります。
仕事がなくなっても、生き方の指針が定まっていれば迷わなくなります。
状況に合わせて自分の位置をどうマーケティングしていくかの力を養っていれば、ゲーム感覚でこの世界を生きることができます。
私塾マナビバ福岡では、大学受験勉強の指導の合間に、これらを雑談を通して生徒と対話しています。
生徒の中には〝教育の本来はこうあるべきですよね。〟と口にしています。
この機会にこんなことを考える授業を設けてはどうかと思うのです。
【塾長今日のひと言】
約4ヶ月ぶりの好物に

喜びの笑顔が止まらない。
無事食べられることに
ありがたいです。
『行きたい大学・学部合格への』
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